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舟越保武彫刻展



先月8月に、「舟越保武彫刻展」に行ってきた。舟越桂さんのお父さんである。
大理石の彫刻は、ちらちらと光っていてとても綺麗だった。ブロンズの彫刻は盛りあげていって塑形するけれども、石は木と同じで、掘っていって形を取り出す、夢十夜風に言うと。
戻れない。その緊張感、引き算の感じがすーっとしていて好きだと思った。戻れないのに、余計なものは何もなかった。全て削り取られて除かれている。そしてみなとても清楚だった。
一転して、病後、右手が動かなくなって左手で作った像などは、鬼気迫るものがあり怖かった。
クリスチャンである日本画の先生と、その展覧会についてお話ししたところ、先生は、あの像は「私は限りなく優しく感じた」とおっしゃっていた。全てを許してくれている、私たちの罪を背負って…だったかな。舟越さんはカトリックだ。背景を知っているか知らないで、見方は変わるものなのだな。そうか。あれは優しさか…。

この後、はしごで鉱物バーに行って石の魅力を楽しむ日になった。その事はまた後日書きたい。

とま咲









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